なぜ、 再発の原因となる「ガッタパーチャ」を極限まで除去できるのか？

なぜ、再根管治療の成功率が低いのか？

再根管治療（病変あり）の予後は、たったの62％。なぜ、ここまで予後が悪いのか？ その理由について、歯内療法専門医の吉岡先生はおっしゃいました。

「根管内の細菌感染の原因の多くが、残存しているガッタパーチャにある」
「再根管治療の成功率が低いのは、ガッタパーチャ除去が不十分だから」

では、どうすればガッタパーチャを、しっかりと除去できるのでしょうか？

ガッタパーチャの除去は難しい

再根管治療におけるガッタパーチャの除去は難しく、マイクロスコープがなければ完璧に除去できないように思えます。しかし、再根管治療をするためにマイクロスコープを導入するのは、かなり勇気がいること。「マイクロスコープを導入するぐらいなら、専門医へ紹介したい」と思う先生も多いでしょう。ご安心ください。

今回、先生がいつも使用している器具の角度、使用順序、動かし方などを変えるだけで、ガッタパーチャの除去率が劇的に向上し、再根管治療の成功率がアップする技術をお伝えする準備が整いました。

再根管治療の診断と治療介入基準も…

再根管治療は再発リスクが高いため、明らかに治療が難しい症例に手をだしてしまうと、面倒なことになります。また、何度も再発を繰り返すと、医院の評判が落ちてしまうことに…。つまり、先生が今後も、再根管治療に取り組むならば、手技を磨くだけではなく、診断力も鍛えなければなりません。

この映像教材では、ガッタパーチャ除去の手技だけではなく、再根管治療の診断、介入すべきかどうかの基準、難易度を総合的に評価する方法も収録しました。この技術を習得することで、先生は治らないものを治療し続けるリスクから解放され、難易度の高い症例を専門医に紹介するなど、より適切な対応がとれるようになります。

収録内容の一部をご紹介すると…

• 垂直性歯根破折の診断について
• 症例解説（垂直性歯根破折）
• 症例解説（ガッタパーチャの残存）
• 症例解説（感染性軟組織）
• 症例解説（抜歯以外の治療を希望）
• 既根管治療歯の抜歯理由とは？
• 歯が失われた意外な原因
• 歯髄の診断＋根尖周囲組織の診断
• 再根管治療の適応症
• 再根管治療をやるべきかどうか？ 参考になる７つの基準
• 根管治療の難易度評価
• 再根管治療の予後において重要なこと
• 何を使ってガッタパーチャを除去するのか？
• 手用ファイル＋αは何が良いのか？
• ガッタパーチャ残存で知っておくべきこと
• 根管の解剖（根管形態）について
• 根管の解剖を考慮した根管充填材除去法
• ガッタパーチャ除去法
• ゲーツ・ファイルの使い方
• 根充状態のチェック方法
• ゲーツグリッデンドリルの使い方（治療動画）
• ガッタパーチャ除去時の注意点
• ガッタパーチャ除去のテクニック
• ガッタパーチャ除去の手技実演

※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます

講師：吉岡 俊彦
吉岡デンタルキュア院長。広島市中区大手町にて、歯内療法専門医院を開設。他院ではどうすることもできなかった紹介症例（再根管治療）を数多く成功へ導く歯内療法のスペシャリスト。東京医科歯科大学大学院非常勤講師。日本歯内療法学会専門医。