『最新症例解説!成功率を上げるエンド㊙テクニック』ZOOMセミナー

“根管治療の成功率が大きく変わる”

DVDの講義の様子、今回はウェビナーでスライドと症例映像を用いて講義します。

今お使いの器具・器材を変えることなく
ちょっとしたコツで根管治療の成功率がアップする
「知らなければ損」の
歯内療法テクニックとは?

こんな根管治療のテクニックが学べます

☑ 洗浄時間を見直すだけで、
  再根管治療のリスクが大きく減る

☑ 今お使いの器具、器材で
  根管治療の成功率がアップする技術

☑ 先生の診療スタイルを
  変える必要はありません

☑ 抜歯適応症例を、数えきれないほど
  非抜歯で治してきた根管治療技術

☑ 根管治療を難しくしている
  本当の原因と、その解決法がわかる

☑ すぐに実践できて、
  明日から結果が変わる技術

☑ 学べる技術はすべて、
  最新のグローバルスタンダード

 

 

DVDの講義の様子、今回はウェビナーでスライドと症例映像を用いて講義します。

どこの歯科医院でも「抜歯以外は考えられない」と
言われた患者さんを…

もし、非抜歯で完全に治療できたなら、どうでしょうか?患者さんは涙を流して喜ぶかもしれません。そんな患者さんを見て、先生も嬉しくなるでしょう。先生は、歯科医師の仕事に、よりいっそうのやりがいを感じることでしょう。

良いことは他にもあります。感動した患者さんがクチコミしてくれて、先生のクリニックは今まで以上に「腕の良い歯科医院」として知れ渡るかもしれません。

「腕の良さでクリニックが流行る」
「天然歯を残し、健康寿命を守る」

今からお伝えする技術は、この2つの理想を現実にする力を持っています。

根管治療は難しいでしょうか?

このように質問すると、多くの歯科医師が口を閉ざしてしまいます。それほど難しい治療なのに、根管治療は日々対応する治療分野。歯科医院を開業し続ける以上、避けて通れません。

弊社は10年以上にわたって、歯科医師向けの治療技術教材をリリースしてきました。そのタイトルは100作を超えています。歯周外科や予防歯科、咬合、矯正、インプラントなど、多岐にわたる教材をリリースしてきましたが、根管治療の教材は、毎回たくさんのお申込みをいただきます。つまり、それだけ根管治療について悩んでいる先生が多いということですが…

避けてとおりたい「再根管治療」

根管治療は難しい治療ですが、再治療できる側面もあります。しかし、あるデータによると再根管治療の成功率は下記のとおり。

再根管治療の成功率

・本来の根管形態が維持されている症例
 根尖病変がない場合 91.6%
 根尖病変がある場合 83.6%

・本来の根管形態を逸脱した症例
 根尖病変がない場合 84.4%
 根尖病変がある場合 40.0%

残念ながら一般的なクリニックでも、成功率40%のケースに遭遇することは、めずらしくありません。つまり、開業している以上、成功率が低い症例と向き合わなければならない現実があります。

また、何度も再根管治療を繰り返すと歯が薄くなって、最終的に抜歯以外の手段がなくなることもあります。何よりも問題なのは、再治療によって患者さんが抱く不満や不信感。治療した歯を再度治療することは、患者さんから信頼を損ねる大きな原因です。

実際、私の母が最近、再根管治療をすることになったのですが、10年以上通っていた歯科医院なのに、「もう、あの歯医者には行かない」と言いました。私も歯科業界で働く身ですから「根管治療は難しいらしいから、仕方ないよ」と母を説得してみましたがダメでした。「信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生」と言いますが、本当にそのとおりです。「難しいから仕方ない」は通用しないのです。

暗い話ばかりではありません

近年、根管治療の技術は飛躍的な進歩を続けています。つまり、根管治療においては、歯科医師経験の長さよりも「知っているor知らない」が、治療結果に大きな影響をもたらす時代になりつつあります。たとえば「根管消毒の考え方」について、過去と現在では、このような違いが生まれています。

※ 以前の考え方

・根管内細菌の殺菌と消毒
・消毒力の強い薬剤
・感染源除去を目的とする処置

※ 現在の考え方

・細菌増殖の抑制と細菌の侵入防止
・組織親和性の高い薬剤
・感染防止を目的とする処置

その結果、現在では「水酸化カルシウム」による根管消毒がグローバルスタンダード。水酸化カルシウムの適切な使い方を知り、正しく実践すれば、それだけで根管治療の成功率は大きく変わってきます。これはほんの一例にすぎませんが、世界的に見ると根管治療の技術は年々進化を遂げ、成功率は上がっているのです。

つまり、最新の知識、技術を貪欲に学び続けることは、根管治療のスキルアップにおいて、何よりの近道。

とはいえ、何から学べばよいのか?
何から始めるべきか?

専門書やセミナー、勉強会など、根管治療が学べる機会はたくさんあります。とはいえ、お忙しい先生にとって、なるべく効率よく最新の根管治療を学びたいと思うのは当然でしょう。また、今使っている器具や器材で実践できる技術や、現在の診療スタイルを変えずに実践できる技術があれば嬉しいですよね。

北村先生は、発売後すぐに2度増刷となった人気歯科書籍「歯内療法の三種の神器」の編著者。臨床家としても、抜歯適応とされた患者さんを、数えきれないほど根管治療で救ってきた実績をお持ちです。

DVDの講義の様子、今回はウェビナーでスライドと症例映像を用いて講義します。

根管治療における
「攻め」と「護り」を理解する

北村先生は「歯内療法は感染との戦い」とおっしゃいます。戦いとは「攻め」と「護り」から成り立ちます。根管治療で言えば、攻めとは「感染源除去を目的に行う処置」であり、護りとは「感染防止を目的に行う処置」のこと。この考えに基づき、各治療を整理して見直すだけでも、根管治療の結果は飛躍的に伸び、再根管治療のリスクが減ると、北村先生は言います。

根管治療が成功しない
原因と対策を詳しく解説

なぜ、あの患者さんでは成功したのに、この患者さんではダメだったのか?多くの歯科医師が、根管治療でこのように悩んだ経験をお持ちです。ウェビナーでは、根管治療が成功しない理由を下記の6点に見出し、それぞれの対策を詳細に解説しています。

1.根管治療を易しくするアクセスオープニング
2.解剖学的形態を壊さない根管形成
3.効果的な根管洗浄
4.水酸化カルシウム貼薬のコツ
5.容易で確実な根管充塡

何ごとも、正しい原因がわからなければ解決できません。ウェビナーでは、根管治療を難しくしている本当の原因と、具体的な解決策が手に入ります。しかも、お伝えする技術は、すべて最新のグローバルスタンダード。「知っているor知らない」の違いで、明日からの治療結果が大きく変わる技術です。

セミナーの一部を紹介すると…

  • なぜ、歯内療法は感染との戦いなのか?
    北村先生は、歯内療法の処置を「攻め」と「護り」に分けて考えます。歯内療法のスキルを高めるうえで、この考え方はとても役立ちます。

  • 歯根嚢胞の考え方
    根管治療で治せる歯根嚢胞と、治せない歯根嚢胞の違いとは?

  • 根尖病変の有無で変わる「再根管治療の成功率」
    ある有名な研究報告によると、根尖病変のない再根管治療の成功率は98%。では、根尖病変のある再根管治療の成功率は?

  • なぜ、このケースは成功率15%なのか?
    根尖病変のある上顎大臼歯再治療の成功率は、たったの15%。先生は、その理由をご存じですか?

  • なぜ、感染根管の成功率は高くないのか?
    その理由を整理して理解すれば、成功率を高める糸口も見えてくるでしょう。

  • この根管はストレート?それとも湾曲している?
    術前のパーフォレーション無しの再根管治療は成功率84%。では、術前のパーフォレーション有りの再根管治療成功率は?

  • エックス線写真による根尖孔開口方向の判定
    Aタイプ、MDタイプ、FLタイプで判定しますが、注意すべきはFLタイプ。FLタイプは、X線でまっすぐに写ってしまうのです。

  • 根管の機械的拡大形成における注意点
    従来のステンレススチール製ファイルの根管形成の限界とは? 化学的根管清掃剤を、根尖まで到達させるのに必要な拡大サイズとは?

  • テーパードコーンテクニックとは?
    近年、欧米でも注目されている新しい根管充填のテクニックです。側方加圧充填法と同等、もしくはそれ以上の封鎖性が得られますが、具体的にどのような技術なのか?

  • 根管洗浄で知っておくべきこと
    なぜ、アメリカの教科書から、過酸化水素水と次亜塩素酸ナトリウムの交互洗浄の記載がなくなったのか?

  • 無機質溶解剤使用のポイント
    拡大形成後、根管内に2分間応用することでスメアー層の除去が可能など、5つのポイントについて理解を深めましょう。

  • 水酸化カルシウムによる根管消毒の利点とは?
    現在、根管消毒のグローバルスタンダードは「水酸化カルシウム」ですが、具体的にどのようなメリットを持つのか? 知っておくべき12のメリットとは?

  • 過去と現在で異なる「根管充填の目的」
    以前は、根管と根尖歯周組織の交通を遮断することが目的でしたが、現在では新たな目的が加えられているのです。

  • 根管充填のグローバルスタンダード
    現在は、ガッタパーチャとシーラーを用いた加圧充填がグローバルスタンダード。

  • 3D根管充填について
    複数ある3D根管充填法について、それぞれの詳細を解説します。

  • なぜ、再根管治療の成功率が低いのか?
    根管の複雑性、根管系の破壊、根管の未発見や未処置などが、その理由に挙げられますが、もうひとつ無視できないことがあります。

  • 根管充填は密着から根管との一体化へ
    以前の考え方では、根管充填は「密着」でしたが、現在の考え方は「接着」です。そのため、使用する薬品や材料について、最新の情報を知っておく必要があります。

  • バイオセラミック系シーラーの特徴と利点
    生体適合性として、炎症反応を生じず組織が回復する。側枝まで充填される優れた流動性、除去が容易など、多くのメリットを持ちますが…

DVD発売時に寄せられた、
北村先生を推薦する声

医)顕歯会 デンタル みつはし 院長、理事長 日本顕微鏡歯科学会 指導医、理事 三橋 純 先生

「初学者でも無理なく確実に最新情報を得ることができる」

驚きました。わずか2時間のプレゼンテーションでエンドの知識を最新情報へアップデートすることができたのです。昨今のエンドの長足の進歩には目を見張るものがあります。マイクロスコープ、CBCT、NiTiファイルは根管治療の三種の神器と言われ、全国各地でこれらを駆使した各種歯内療法セミナーが毎週末開催され、関連書籍も毎年数多く出版されています。しかし、この流れについていけなくなってしまった先生も、いらっしゃるのではないでしょうか。

講師の北村教授は多くのセミナーをしながら、毎年多数の書籍を出版している日本を代表するエンド専門医です。このプレゼンテーションでは、最新の形状記憶NiTiファイルや根充システムから根管洗浄、メタルコア除去、ガッタパーチャ除去まで、エンドに必須の最新情報を解説しているだけでなく、そこに至った過程から語られているので、初学者でも無理なく確実に最新情報を得ることができます。


医)顕歯会 デンタル みつはし 院長、理事長
日本顕微鏡歯科学会 指導医、理事
三橋 純 先生


日本顎咬合学会指導医 デンタルオフィス谷本 院長
谷本 幸司 先生

「現代の歯内療法に通用する正しい知識」

北村先生のお言葉を借りれば、歯内療法は感染との戦いであり、治療のプロセスにおいて、いかに感染を取り除き、術後の再感染を防御していけるかということが治療の成否に大きく関わる。このことを原則として理解していても、実際に患歯を前にしたときに、どのように考え、何を行っていくのが適切なのか?世の中には様々な情報があふれているが、あれこれ聞きかじるよりも1本筋の通ったお話を聴いておくことは、一貫性のある臨床を行っていくには大切なことと考える。

その点北村先生は私たち臨床医にとって、大変ありがたく頼りになるナビゲーターである。現在、歯内療法の器材はかつてないほどのスピードで進化している。それに伴い、効率よく、安全に、より確実な治療を行いたいと考えているDrは多いと思う。それには知識のアップデートは必須であり、現代の歯内療法に通用する正しい知識をもとに、自分の臨床を見つめ直し、再構築していくのにまことに役立つビデオである。


日本顎咬合学会指導医 デンタルオフィス谷本 院長
谷本 幸司 先生


医療法人豊永会きのもと歯科(大阪府)
理事長 木ノ本 喜史 先生

「総義歯治療で重要なことは、総義歯の維持安定」

大学で毎日学生や研修医を指導している北村先生だけあって、このDVDの内容は現在の歯内療法の基本を理解するのに、うってつけの内容になっています。以前の歯内療法は根管にファイルを入れて回して、貼薬して、最後に詰めると漠然と指導されていた感があったが、最近の歯内療法は治療の目的、方法がしっかりと理論付けされています。その内容をわかりやすく網羅的に解説しているのが、このDVDだと感じました。

特に、研修医時代に授業を聞いたけど理解できなかった、あるいはいろいろな先生の歯内療法の講演を聞いたけれどよくわからなかった、という先生は、このDVDを見ることで知識を整理することができるのではないでしょうか。歯内療法の「攻め」と「守り」を理解して成功する治療を行うために、歯内療法の臨床の教科書といえるDVDが完成したことは画期的なことだと思いました。


医療法人豊永会きのもと歯科(大阪府)
理事長 木ノ本 喜史 先生


先生も、こんな嬉しい未来を手に入れませんか?


☑ 根管治療の成功率がアップする
根管治療の成功率がアップすれば、先生のクリニックは自然と地域のみなさまから「腕の良い歯科医院」として認知されるでしょう。そして、黙っていても新患が来院するように…

☑ 抜歯件数が減る
人々の健康寿命を守るには、天然歯を1本でも多く残すことが大切です。根管治療のスキルがアップすれば、これまで以上に患者さんの天然歯を守り続け、歯科医師の使命を果たせます。

☑ 再根管治療が減る
再根管治療が減れば、積み重ねてきた患者さんとの信頼関係を失うことはありません。先生が抱えるストレスも大きく減ります。

☑ 歯を残すことで患者さんに感謝される
どこの歯科医院でも抜歯適応とされた患者さんを、非抜歯で完璧に治療できたらどうなるでしょうか? 患者さんは涙を流して先生に感謝し、先生は歯科医師の仕事によりいっそうのやりがいを感じるでしょう。

☑ 根管治療が楽しくなる
根管治療は難しいのに、日々取り組まなければならない治療です。つまり、根管治療が得意になれば、先生は毎日の診療を、もっと楽しめるようになるのです。

根管治療のエキスパートの『最新技術』が
6,600円で自宅で手に入る!
アーカイブで見逃しても安心♪

ZOOMセミナーですのでご自宅から参加できますし、アーカイブ配信もございますので、急用で当日参加できなくても後日視聴できて安心です。次回の開催は現在のところ予定にありませんので、北村先生の講義を受けられるチャンスは2度とないかも知れません。

お忘れの前に、ぜひ安心してお申し込み下さいませ…


ウェビナーイメージ

このウェビナーに参加された方の声

  • すぐにでも試すことができるヒントが色々と得られてよかったです
  • コア除去の動画を見たかったです。
  • 本日は貴重なご講演をありがとうございました。今回教えて頂いた事を日頃の臨床に取り入れ精進して参ります。
  • 短い時間でしたが、大変わかりやすくて、良いセミナーでした。
  • もう少し具体的な内容の話を聞きたかった。
  • 大変わかりやすかったです
  • 少し進行が速かったですが、どうにか理解できました。ありがとうございました。
  • 大変参考になりました。ありがとうございました。

“根管治療の成功率が大きく変わる”

DVDの講義の様子、今回はウェビナーでスライドと症例映像を用いて講義します。

今お使いの器具・器材を変えることなく
ちょっとしたコツで根管治療の成功率がアップする
「知らなければ損」の
歯内療法テクニックとは?

こんな根管治療のテクニックが学べます

☑ 洗浄時間を見直すだけで、
  再根管治療のリスクが大きく減る

☑ 今お使いの器具、器材で
  根管治療の成功率がアップする技術

☑ 先生の診療スタイルを
  変える必要はありません

☑ 抜歯適応症例を、数えきれないほど
  非抜歯で治してきた根管治療技術

☑ 根管治療を難しくしている
  本当の原因と、その解決法がわかる

☑ すぐに実践できて、
  明日から結果が変わる技術

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どこの歯科医院でも「抜歯以外は考えられない」と
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もし、非抜歯で完全に治療できたなら、どうでしょうか?患者さんは涙を流して喜ぶかもしれません。そんな患者さんを見て、先生も嬉しくなるでしょう。先生は、歯科医師の仕事に、よりいっそうのやりがいを感じることでしょう。

良いことは他にもあります。感動した患者さんがクチコミしてくれて、先生のクリニックは今まで以上に「腕の良い歯科医院」として知れ渡るかもしれません。

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「天然歯を残し、健康寿命を守る」

今からお伝えする技術は、この2つの理想を現実にする力を持っています。

根管治療は難しいでしょうか?

このように質問すると、多くの歯科医師が口を閉ざしてしまいます。それほど難しい治療なのに、根管治療は日々対応する治療分野。歯科医院を開業し続ける以上、避けて通れません。

弊社は10年以上にわたって、歯科医師向けの治療技術教材をリリースしてきました。そのタイトルは100作を超えています。歯周外科や予防歯科、咬合、矯正、インプラントなど、多岐にわたる教材をリリースしてきましたが、根管治療の教材は、毎回たくさんのお申込みをいただきます。つまり、それだけ根管治療について悩んでいる先生が多いということですが…

避けてとおりたい「再根管治療」

根管治療は難しい治療ですが、再治療できる側面もあります。しかし、あるデータによると再根管治療の成功率は下記のとおり。

再根管治療の成功率

・本来の根管形態が維持されている症例
 根尖病変がない場合 91.6%
 根尖病変がある場合 83.6%

・本来の根管形態を逸脱した症例
 根尖病変がない場合 84.4%
 根尖病変がある場合 40.0%

残念ながら一般的なクリニックでも、成功率40%のケースに遭遇することは、めずらしくありません。つまり、開業している以上、成功率が低い症例と向き合わなければならない現実があります。

また、何度も再根管治療を繰り返すと歯が薄くなって、最終的に抜歯以外の手段がなくなることもあります。何よりも問題なのは、再治療によって患者さんが抱く不満や不信感。治療した歯を再度治療することは、患者さんから信頼を損ねる大きな原因です。

実際、私の母が最近、再根管治療をすることになったのですが、10年以上通っていた歯科医院なのに、「もう、あの歯医者には行かない」と言いました。私も歯科業界で働く身ですから「根管治療は難しいらしいから、仕方ないよ」と母を説得してみましたがダメでした。「信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生」と言いますが、本当にそのとおりです。「難しいから仕方ない」は通用しないのです。

暗い話ばかりではありません

近年、根管治療の技術は飛躍的な進歩を続けています。つまり、根管治療においては、歯科医師経験の長さよりも「知っているor知らない」が、治療結果に大きな影響をもたらす時代になりつつあります。たとえば「根管消毒の考え方」について、過去と現在では、このような違いが生まれています。

※ 以前の考え方

・根管内細菌の殺菌と消毒
・消毒力の強い薬剤
・感染源除去を目的とする処置

※ 現在の考え方

・細菌増殖の抑制と細菌の侵入防止
・組織親和性の高い薬剤
・感染防止を目的とする処置

その結果、現在では「水酸化カルシウム」による根管消毒がグローバルスタンダード。水酸化カルシウムの適切な使い方を知り、正しく実践すれば、それだけで根管治療の成功率は大きく変わってきます。これはほんの一例にすぎませんが、世界的に見ると根管治療の技術は年々進化を遂げ、成功率は上がっているのです。

つまり、最新の知識、技術を貪欲に学び続けることは、根管治療のスキルアップにおいて、何よりの近道。

とはいえ、何から学べばよいのか?
何から始めるべきか?

専門書やセミナー、勉強会など、根管治療が学べる機会はたくさんあります。とはいえ、お忙しい先生にとって、なるべく効率よく最新の根管治療を学びたいと思うのは当然でしょう。また、今使っている器具や器材で実践できる技術や、現在の診療スタイルを変えずに実践できる技術があれば嬉しいですよね。

北村先生は、発売後すぐに2度増刷となった人気歯科書籍「歯内療法の三種の神器」の編著者。臨床家としても、抜歯適応とされた患者さんを、数えきれないほど根管治療で救ってきた実績をお持ちです。

DVDの講義の様子、今回はウェビナーでスライドと症例映像を用いて講義します。

根管治療における
「攻め」と「護り」を理解する

北村先生は「歯内療法は感染との戦い」とおっしゃいます。戦いとは「攻め」と「護り」から成り立ちます。根管治療で言えば、攻めとは「感染源除去を目的に行う処置」であり、護りとは「感染防止を目的に行う処置」のこと。この考えに基づき、各治療を整理して見直すだけでも、根管治療の結果は飛躍的に伸び、再根管治療のリスクが減ると、北村先生は言います。

根管治療が成功しない
原因と対策を詳しく解説

なぜ、あの患者さんでは成功したのに、この患者さんではダメだったのか?多くの歯科医師が、根管治療でこのように悩んだ経験をお持ちです。ウェビナーでは、根管治療が成功しない理由を下記の6点に見出し、それぞれの対策を詳細に解説しています。

1.根管治療を易しくするアクセスオープニング
2.解剖学的形態を壊さない根管形成
3.効果的な根管洗浄
4.水酸化カルシウム貼薬のコツ
5.容易で確実な根管充塡

何ごとも、正しい原因がわからなければ解決できません。ウェビナーでは、根管治療を難しくしている本当の原因と、具体的な解決策が手に入ります。しかも、お伝えする技術は、すべて最新のグローバルスタンダード。「知っているor知らない」の違いで、明日からの治療結果が大きく変わる技術です。

セミナーの一部を紹介すると…

  • なぜ、歯内療法は感染との戦いなのか?
    北村先生は、歯内療法の処置を「攻め」と「護り」に分けて考えます。歯内療法のスキルを高めるうえで、この考え方はとても役立ちます。

  • 歯根嚢胞の考え方
    根管治療で治せる歯根嚢胞と、治せない歯根嚢胞の違いとは?

  • 根尖病変の有無で変わる「再根管治療の成功率」
    ある有名な研究報告によると、根尖病変のない再根管治療の成功率は98%。では、根尖病変のある再根管治療の成功率は?

  • なぜ、このケースは成功率15%なのか?
    根尖病変のある上顎大臼歯再治療の成功率は、たったの15%。先生は、その理由をご存じですか?

  • なぜ、感染根管の成功率は高くないのか?
    その理由を整理して理解すれば、成功率を高める糸口も見えてくるでしょう。

  • この根管はストレート?それとも湾曲している?
    術前のパーフォレーション無しの再根管治療は成功率84%。では、術前のパーフォレーション有りの再根管治療成功率は?

  • エックス線写真による根尖孔開口方向の判定
    Aタイプ、MDタイプ、FLタイプで判定しますが、注意すべきはFLタイプ。FLタイプは、X線でまっすぐに写ってしまうのです。

  • 根管の機械的拡大形成における注意点
    従来のステンレススチール製ファイルの根管形成の限界とは? 化学的根管清掃剤を、根尖まで到達させるのに必要な拡大サイズとは?

  • テーパードコーンテクニックとは?
    近年、欧米でも注目されている新しい根管充填のテクニックです。側方加圧充填法と同等、もしくはそれ以上の封鎖性が得られますが、具体的にどのような技術なのか?

  • 根管洗浄で知っておくべきこと
    なぜ、アメリカの教科書から、過酸化水素水と次亜塩素酸ナトリウムの交互洗浄の記載がなくなったのか?

  • 無機質溶解剤使用のポイント
    拡大形成後、根管内に2分間応用することでスメアー層の除去が可能など、5つのポイントについて理解を深めましょう。

  • 水酸化カルシウムによる根管消毒の利点とは?
    現在、根管消毒のグローバルスタンダードは「水酸化カルシウム」ですが、具体的にどのようなメリットを持つのか? 知っておくべき12のメリットとは?

  • 過去と現在で異なる「根管充填の目的」
    以前は、根管と根尖歯周組織の交通を遮断することが目的でしたが、現在では新たな目的が加えられているのです。

  • 根管充填のグローバルスタンダード
    現在は、ガッタパーチャとシーラーを用いた加圧充填がグローバルスタンダード。

  • 3D根管充填について
    複数ある3D根管充填法について、それぞれの詳細を解説します。

  • なぜ、再根管治療の成功率が低いのか?
    根管の複雑性、根管系の破壊、根管の未発見や未処置などが、その理由に挙げられますが、もうひとつ無視できないことがあります。

  • 根管充填は密着から根管との一体化へ
    以前の考え方では、根管充填は「密着」でしたが、現在の考え方は「接着」です。そのため、使用する薬品や材料について、最新の情報を知っておく必要があります。

  • バイオセラミック系シーラーの特徴と利点
    生体適合性として、炎症反応を生じず組織が回復する。側枝まで充填される優れた流動性、除去が容易など、多くのメリットを持ちますが…

DVD発売時に寄せられた、
北村先生を推薦する声

医)顕歯会 デンタル みつはし 院長、理事長 日本顕微鏡歯科学会 指導医、理事 三橋 純 先生

「初学者でも無理なく確実に最新情報を得ることができる」

驚きました。わずか2時間のプレゼンテーションでエンドの知識を最新情報へアップデートすることができたのです。昨今のエンドの長足の進歩には目を見張るものがあります。マイクロスコープ、CBCT、NiTiファイルは根管治療の三種の神器と言われ、全国各地でこれらを駆使した各種歯内療法セミナーが毎週末開催され、関連書籍も毎年数多く出版されています。しかし、この流れについていけなくなってしまった先生も、いらっしゃるのではないでしょうか。

講師の北村教授は多くのセミナーをしながら、毎年多数の書籍を出版している日本を代表するエンド専門医です。このプレゼンテーションでは、最新の形状記憶NiTiファイルや根充システムから根管洗浄、メタルコア除去、ガッタパーチャ除去まで、エンドに必須の最新情報を解説しているだけでなく、そこに至った過程から語られているので、初学者でも無理なく確実に最新情報を得ることができます。


医)顕歯会 デンタル みつはし 院長、理事長
日本顕微鏡歯科学会 指導医、理事
三橋 純 先生


日本顎咬合学会指導医 デンタルオフィス谷本 院長
谷本 幸司 先生

「現代の歯内療法に通用する正しい知識」

北村先生のお言葉を借りれば、歯内療法は感染との戦いであり、治療のプロセスにおいて、いかに感染を取り除き、術後の再感染を防御していけるかということが治療の成否に大きく関わる。このことを原則として理解していても、実際に患歯を前にしたときに、どのように考え、何を行っていくのが適切なのか?世の中には様々な情報があふれているが、あれこれ聞きかじるよりも1本筋の通ったお話を聴いておくことは、一貫性のある臨床を行っていくには大切なことと考える。

その点北村先生は私たち臨床医にとって、大変ありがたく頼りになるナビゲーターである。現在、歯内療法の器材はかつてないほどのスピードで進化している。それに伴い、効率よく、安全に、より確実な治療を行いたいと考えているDrは多いと思う。それには知識のアップデートは必須であり、現代の歯内療法に通用する正しい知識をもとに、自分の臨床を見つめ直し、再構築していくのにまことに役立つビデオである。


日本顎咬合学会指導医 デンタルオフィス谷本 院長
谷本 幸司 先生


医療法人豊永会きのもと歯科(大阪府)
理事長 木ノ本 喜史 先生

「総義歯治療で重要なことは、総義歯の維持安定」

大学で毎日学生や研修医を指導している北村先生だけあって、このDVDの内容は現在の歯内療法の基本を理解するのに、うってつけの内容になっています。以前の歯内療法は根管にファイルを入れて回して、貼薬して、最後に詰めると漠然と指導されていた感があったが、最近の歯内療法は治療の目的、方法がしっかりと理論付けされています。その内容をわかりやすく網羅的に解説しているのが、このDVDだと感じました。

特に、研修医時代に授業を聞いたけど理解できなかった、あるいはいろいろな先生の歯内療法の講演を聞いたけれどよくわからなかった、という先生は、このDVDを見ることで知識を整理することができるのではないでしょうか。歯内療法の「攻め」と「守り」を理解して成功する治療を行うために、歯内療法の臨床の教科書といえるDVDが完成したことは画期的なことだと思いました。


医療法人豊永会きのもと歯科(大阪府)
理事長 木ノ本 喜史 先生


先生も、こんな嬉しい未来を手に入れませんか?


☑ 根管治療の成功率がアップする
根管治療の成功率がアップすれば、先生のクリニックは自然と地域のみなさまから「腕の良い歯科医院」として認知されるでしょう。そして、黙っていても新患が来院するように…

☑ 抜歯件数が減る
人々の健康寿命を守るには、天然歯を1本でも多く残すことが大切です。根管治療のスキルがアップすれば、これまで以上に患者さんの天然歯を守り続け、歯科医師の使命を果たせます。

☑ 再根管治療が減る
再根管治療が減れば、積み重ねてきた患者さんとの信頼関係を失うことはありません。先生が抱えるストレスも大きく減ります。

☑ 歯を残すことで患者さんに感謝される
どこの歯科医院でも抜歯適応とされた患者さんを、非抜歯で完璧に治療できたらどうなるでしょうか? 患者さんは涙を流して先生に感謝し、先生は歯科医師の仕事によりいっそうのやりがいを感じるでしょう。

☑ 根管治療が楽しくなる
根管治療は難しいのに、日々取り組まなければならない治療です。つまり、根管治療が得意になれば、先生は毎日の診療を、もっと楽しめるようになるのです。

根管治療のエキスパートの『最新技術』が
6,600円で自宅で手に入る!
アーカイブで見逃しても安心♪

ZOOMセミナーですのでご自宅から参加できますし、アーカイブ配信もございますので、急用で当日参加できなくても後日視聴できて安心です。次回の開催は現在のところ予定にありませんので、北村先生の講義を受けられるチャンスは2度とないかも知れません。

お忘れの前に、ぜひ安心してお申し込み下さいませ…


ウェビナーイメージ

このウェビナーに参加された方の声

  • すぐにでも試すことができるヒントが色々と得られてよかったです
  • コア除去の動画を見たかったです。
  • 本日は貴重なご講演をありがとうございました。今回教えて頂いた事を日頃の臨床に取り入れ精進して参ります。
  • 短い時間でしたが、大変わかりやすくて、良いセミナーでした。
  • もう少し具体的な内容の話を聞きたかった。
  • 大変わかりやすかったです
  • 少し進行が速かったですが、どうにか理解できました。ありがとうございました。
  • 大変参考になりました。ありがとうございました。

『最新症例解説!成功率を上げるエンド㊙テクニック』ZOOMセミナー

収録時間:79分
通常価格 9,000円↓
特別価格6,000円(税込6,600円)
この商品は、2023年1月18日に行われたウェビナーのアーカイブ版です。また、当日の質疑応答部分は、参加者のプライバシー保護の観点から、基本的にカットしております。

講師:北村 和夫
日本歯科大学付属病院 教授

■プロフィール
学生時代から歯内療法の研究と臨床に没頭する。発売後すぐに2度増刷となった人気歯科書籍「歯内療法の三種の神器」の編著者。臨床家としても、抜歯適応とされた患者さんを、数えきれないほど根管治療で救ってきた実績を持つ。

■主な所属・役職
日本歯科保存学会:専門医,指導医,理事
日本歯内療法学会:専門医,指導医,代議員
日本顕微鏡歯科学会:会長,指導医,理事
日本歯科人間ドック学会:認定医,理事
日本歯科医学教育学会:評議員
関東歯内療法学会:理事
American Association of Endodontists
日本外傷歯学会 他

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