DENTAL MOVIE 医療情報研究所

なぜ、デンタルしかなくても、たった1分の「もう1枚」で、根管の見落としを減らせるのか?

なぜ、丁寧に処置をしても再治療になるのか?

先生は日々、根管治療をおこなう中で「本当に、根管はこれで全部だろうか」と、不安を覚えたことはないでしょうか。根管口を探す手を止め、デンタルをもう一度見直す。それでも確信が持てないまま、慎重に処置を続ける。それなのに、同じ患者さんで痛みが取れないケースや、何度も再治療になる症例がある。この繰り返しが、大きな負担になっている先生は少なくありません。

では、なぜ丁寧に処置しても、再治療になることがあるのでしょうか。手技だけに注目していると見落としがちですが、その解決策は技術だけではありません。むしろ、治療前の「診査・診断」をあらためて見直す必要があります。なぜなら、治療に入る前の段階で、すでに成否の大半が決まっているケースも多いからです。

デンタル撮影しているのに「見えていない」現象

例えば、先生は「下顎前歯」にどのような印象をお持ちでしょうか。「単根・単根管で、治療がしやすい歯」というイメージをお持ちかもしれません。しかし実際には、下顎中切歯で約22%、側切歯で約26%に2根管が存在します。そして、正面からの正放線1枚だけでは、2本の根管が前後に重なってしまうことがあり、その場合は注意深く見ても1本の根管にしか見えません。これが「撮影しているのに見えていない」現象です。

正しく2根管を見抜くには、偏心投影法によるもう一枚(わずか1分)の撮影が必要です。大学で習う知識は大切な基礎ですが、そのまま臨床のすべてに当てはまるわけではありません。平均に収まらない形態バリエーションを体系的に学ぶ機会がなかったこと。それこそが、未処置根管を見落とし、再治療を繰り返す原因になっているのです。

再治療を減らす「デンタル読影術」

では、なぜ今あらためてX線読影を学ぶ必要があるのでしょうか。それは、読影力が「根管治療の前提条件」だからです。根管治療では、拡大・形成・洗浄・充填の前に、「治療する歯の状態」を把握する必要があります。「写っている影は何を意味するのか」「写っていない部分に何が隠れているのか」。この判断を誤れば、どれだけ丁寧に治療しても良好な予後は得にくくなります。

どこに注目し、何を疑うのか。歯種別の枠組みを頭に持っているか。そこに、成否を分ける最初の分岐点があります。つまり読影力は、テクニックや機材の性能に先立つ、もっと根本的な臨床力なのです。本教材では、デンタル読影の重要ポイントを、東京歯科大学の山田雅司先生と松永智先生から、数多くのエビデンスと臨床例の両面からわかりやすく学べます。

先生も、デンタル読影を見直し、手探りのまま処置を進める不安を、確信へと変えていきませんか?

  • 歯内療法の目的とは?
  • 根管治療に失敗する原因
  • 感染した根管を見逃すリスクとは?
  • X線画像の読影ポイントのおさらい
  • どうやって、根管数を診断するのか?
  • 根管形態の診断のポイントと注意点
  • どうやって、根管彎曲を診断するのか?
  • 根管の石灰化程度を診断するには?
  • 解剖学的特徴と読影:上顎中切歯
  • セメント質剥離における「読影の3分類」
  • 上顎側切歯の歯内歯(陥入歯)の発生率
  • X線を使って歯内歯を見つける方法
  • 開窓(フェネストレーション)にどう対応するか?
  • 解剖学的特徴と読影:上顎小臼歯
  • どうやって、3根管の症例を見抜くのか?
  • MB2(近心頬側第2根管)の加齢による影響とは?
  • 下顎第一大臼歯の臨床的な問題点とは?
  • 解剖学的特徴と読影:下顎前歯
  • 歯根管切除を希望して紹介来院された症例
  • 解剖学的特徴と読影:下顎小臼歯
  • 下顎第一小臼歯における樋状根管の特徴とは?
  • 解剖学的特徴と読影:下顎第一大臼歯
  • 急性歯髄炎で来院された4根管の症例
  • 近心頬側中央根管(MMC)のポイントと注意点
  • 解剖学的特徴と読影:下顎第二大臼歯

山田・松永先生の映像教材を推薦します

「難易度の高い病態に確かな指針を与えるコンテンツである」

「難易度の高い病態に確かな指針を与えるコンテンツである」

推薦者:有楽町デンタルオフィス
片山 明彦 先生

歯周病専門医として日々の臨床に携わる中で、私たちはしばしば、複雑な歯の解剖学的形態の理解や、隣接する歯内療法領域との鑑別診断に高度な判断を求められる症例に遭遇します。特に「セメント質剥離」は、限局的な骨吸収や深い歯周ポケットを形成し、通常の歯内歯周疾患や垂直歯根破折と酷似した臨床像を呈するため、見落とされやすい難治性病態のひとつです。本病態の的確な鑑別には、歯内療法学と解剖学の側面からの深い理解に加え、エックス線画像をはじめとする精密な画像診断による病変範囲や剥離片の確認が不可欠となります。本映像教材は、複雑な根管・歯根の解剖学的特徴の捉え方から、エックス線画像を駆使した確実な診断法まで、真の病因を見極めるための論理的プロセスを明快かつ体系的に解説しています。臨床現場での視点や手技を視覚的に学べるため、難易度の高い病態に挑む臨床医へ確かな指針を与える実践的なコンテンツとして、歯周病および歯内療法に携わるすべての歯科医師へ自信を持ってご推薦いたします。

「初心者から上級者まで必見」

「初心者から上級者まで必見」

推薦者:ほうじょう歯科医院 新日本橋
北條 弘明 先生

根管治療をおこなう上で、根管形成→洗浄→充填という流れで日々の臨床を皆さんおこなっていると思いますが、言うは易し。日常臨床ではいつも難症例に悩まされていると思います。では、なぜ歯内療法分野には難症例が多いのかというと、解剖学的に難解な歯牙が世の中には多く存在し、診断が困難な症例や根管形成が思った通りにおこなえない症例が多いからと言えます。本講義では、歯内療法専門医の山田先生と解剖学講座准教授の松永先生が実際の臨床症例を用いて診断方法をわかりやすく解説されており、初心者から上級者までしっかり学べる内容になっています。歯内療法分野に自信がある先生も本当に見ごたえのある内容です。CTをお持ちでない先生もレントゲン読影のポイントを詳しく解説されていますので明日からの臨床に生かせると思います。

「根管治療の成否は、治療を始める前の診断から始まっている」

「根管治療の成否は、治療を始める前の診断から始まっている」

推薦者:いたばしデンタルクリニック
板橋 基雅 先生

日々の臨床で根管治療に向き合っていると、「もう少し術前に分かっていれば」と感じる症例に少なからず遭遇します。根管治療の成否は手技だけでなく、術前のX線画像からどれだけの情報を読み解き、根管形態や治療難易度を予測できるかに大きく左右されます。本教材では、歯種ごとの根管解剖を踏まえ、デンタルX線(平行法・偏心投影)やCBCTから何を読み取り、何を疑うべきかが、実際の症例を通して具体的に解説されています。MB2、湾曲根管、イスムス、C字状根管など、「知っていれば疑える、知らなければ見過ごしてしまう」解剖学的形態を理解することの重要性を改めて認識させられます。このような術前診断の重要性は、歯内療法に限ったことではありません。私自身、インプラント治療にたずさわる臨床家として天然歯の保存可能性を適切に評価することは、インプラント治療の適応を考えるうえでも極めて重要だと感じています。「何を疑い、どのように治療方針を立て、その予後をどう見極めるのか」という臨床判断を、歯内療法学と解剖学の両面から学ぶことができる点も、本教材の大きな魅力です。「適切な診断なくして、適切な治療は成立しない。」より確かな診断と治療判断を目指す先生方に、ぜひお薦めしたい映像教材です。


なぜ、デンタルしかなくても、たった1分の「もう1枚」で、根管の見落としを減らせるのか?

なぜ、丁寧に処置をしても再治療になるのか?

先生は日々、根管治療をおこなう中で「本当に、根管はこれで全部だろうか」と、不安を覚えたことはないでしょうか。根管口を探す手を止め、デンタルをもう一度見直す。それでも確信が持てないまま、慎重に処置を続ける。それなのに、同じ患者さんで痛みが取れないケースや、何度も再治療になる症例がある。この繰り返しが、大きな負担になっている先生は少なくありません。

では、なぜ丁寧に処置しても、再治療になることがあるのでしょうか。手技だけに注目していると見落としがちですが、その解決策は技術だけではありません。むしろ、治療前の「診査・診断」をあらためて見直す必要があります。なぜなら、治療に入る前の段階で、すでに成否の大半が決まっているケースも多いからです。

デンタル撮影しているのに「見えていない」現象

例えば、先生は「下顎前歯」にどのような印象をお持ちでしょうか。「単根・単根管で、治療がしやすい歯」というイメージをお持ちかもしれません。しかし実際には、下顎中切歯で約22%、側切歯で約26%に2根管が存在します。そして、正面からの正放線1枚だけでは、2本の根管が前後に重なってしまうことがあり、その場合は注意深く見ても1本の根管にしか見えません。これが「撮影しているのに見えていない」現象です。

正しく2根管を見抜くには、偏心投影法によるもう一枚(わずか1分)の撮影が必要です。大学で習う知識は大切な基礎ですが、そのまま臨床のすべてに当てはまるわけではありません。平均に収まらない形態バリエーションを体系的に学ぶ機会がなかったこと。それこそが、未処置根管を見落とし、再治療を繰り返す原因になっているのです。

再治療を減らす「デンタル読影術」

では、なぜ今あらためてX線読影を学ぶ必要があるのでしょうか。それは、読影力が「根管治療の前提条件」だからです。根管治療では、拡大・形成・洗浄・充填の前に、「治療する歯の状態」を把握する必要があります。「写っている影は何を意味するのか」「写っていない部分に何が隠れているのか」。この判断を誤れば、どれだけ丁寧に治療しても良好な予後は得にくくなります。

どこに注目し、何を疑うのか。歯種別の枠組みを頭に持っているか。そこに、成否を分ける最初の分岐点があります。つまり読影力は、テクニックや機材の性能に先立つ、もっと根本的な臨床力なのです。本教材では、デンタル読影の重要ポイントを、東京歯科大学の山田雅司先生と松永智先生から、数多くのエビデンスと臨床例の両面からわかりやすく学べます。

先生も、デンタル読影を見直し、手探りのまま処置を進める不安を、確信へと変えていきませんか?

  • 歯内療法の目的とは?
  • 根管治療に失敗する原因
  • 感染した根管を見逃すリスクとは?
  • X線画像の読影ポイントのおさらい
  • どうやって、根管数を診断するのか?
  • 根管形態の診断のポイントと注意点
  • どうやって、根管彎曲を診断するのか?
  • 根管の石灰化程度を診断するには?
  • 解剖学的特徴と読影:上顎中切歯
  • セメント質剥離における「読影の3分類」
  • 上顎側切歯の歯内歯(陥入歯)の発生率
  • X線を使って歯内歯を見つける方法
  • 開窓(フェネストレーション)にどう対応するか?
  • 解剖学的特徴と読影:上顎小臼歯
  • どうやって、3根管の症例を見抜くのか?
  • MB2(近心頬側第2根管)の加齢による影響とは?
  • 下顎第一大臼歯の臨床的な問題点とは?
  • 解剖学的特徴と読影:下顎前歯
  • 歯根管切除を希望して紹介来院された症例
  • 解剖学的特徴と読影:下顎小臼歯
  • 下顎第一小臼歯における樋状根管の特徴とは?
  • 解剖学的特徴と読影:下顎第一大臼歯
  • 急性歯髄炎で来院された4根管の症例
  • 近心頬側中央根管(MMC)のポイントと注意点
  • 解剖学的特徴と読影:下顎第二大臼歯

講師:山田 雅司 先生/松永 智 先生

山田 雅司 先生
東京歯科大学卒業後、同大学大学院修了。同大学歯内療法学講座講師を経て、トロント大学歯学部客員教授を務める。現在は、東京歯科大学歯内療法学講座准教授・講座主任代行を務めるとともに、有楽町デンタルオフィスにて臨床にも従事。大学での教育・研究と臨床現場の双方に精通し、エビデンスに基づく歯内療法の臨床普及と後進育成に力を注いでいる。


松永 智 先生
東京歯科大学卒業後、同大学大学院修了。同大学解剖学講座講師を経て、アルバータ大学客員教授を務める。現在は、東京歯科大学解剖学講座准教授として、歯や顎顔面領域の形態学的研究および学生教育に従事。解剖学の知見に基づき、臨床で直面する多様な根管形態や構造の科学的裏付けを追究。基礎医学の立場から、臨床診断精度の向上に貢献している。

山田・松永先生の映像教材を推薦します

「難易度の高い病態に確かな指針を与えるコンテンツである」

「難易度の高い病態に確かな指針を与えるコンテンツである」

推薦者:有楽町デンタルオフィス
片山 明彦 先生

歯周病専門医として日々の臨床に携わる中で、私たちはしばしば、複雑な歯の解剖学的形態の理解や、隣接する歯内療法領域との鑑別診断に高度な判断を求められる症例に遭遇します。特に「セメント質剥離」は、限局的な骨吸収や深い歯周ポケットを形成し、通常の歯内歯周疾患や垂直歯根破折と酷似した臨床像を呈するため、見落とされやすい難治性病態のひとつです。本病態の的確な鑑別には、歯内療法学と解剖学の側面からの深い理解に加え、エックス線画像をはじめとする精密な画像診断による病変範囲や剥離片の確認が不可欠となります。本映像教材は、複雑な根管・歯根の解剖学的特徴の捉え方から、エックス線画像を駆使した確実な診断法まで、真の病因を見極めるための論理的プロセスを明快かつ体系的に解説しています。臨床現場での視点や手技を視覚的に学べるため、難易度の高い病態に挑む臨床医へ確かな指針を与える実践的なコンテンツとして、歯周病および歯内療法に携わるすべての歯科医師へ自信を持ってご推薦いたします。

「初心者から上級者まで必見」

「初心者から上級者まで必見」

推薦者:ほうじょう歯科医院 新日本橋
北條 弘明 先生

根管治療をおこなう上で、根管形成→洗浄→充填という流れで日々の臨床を皆さんおこなっていると思いますが、言うは易し。日常臨床ではいつも難症例に悩まされていると思います。では、なぜ歯内療法分野には難症例が多いのかというと、解剖学的に難解な歯牙が世の中には多く存在し、診断が困難な症例や根管形成が思った通りにおこなえない症例が多いからと言えます。本講義では、歯内療法専門医の山田先生と解剖学講座准教授の松永先生が実際の臨床症例を用いて診断方法をわかりやすく解説されており、初心者から上級者までしっかり学べる内容になっています。歯内療法分野に自信がある先生も本当に見ごたえのある内容です。CTをお持ちでない先生もレントゲン読影のポイントを詳しく解説されていますので明日からの臨床に生かせると思います。

「根管治療の成否は、治療を始める前の診断から始まっている」

「根管治療の成否は、治療を始める前の診断から始まっている」

推薦者:いたばしデンタルクリニック
板橋 基雅 先生

日々の臨床で根管治療に向き合っていると、「もう少し術前に分かっていれば」と感じる症例に少なからず遭遇します。根管治療の成否は手技だけでなく、術前のX線画像からどれだけの情報を読み解き、根管形態や治療難易度を予測できるかに大きく左右されます。本教材では、歯種ごとの根管解剖を踏まえ、デンタルX線(平行法・偏心投影)やCBCTから何を読み取り、何を疑うべきかが、実際の症例を通して具体的に解説されています。MB2、湾曲根管、イスムス、C字状根管など、「知っていれば疑える、知らなければ見過ごしてしまう」解剖学的形態を理解することの重要性を改めて認識させられます。このような術前診断の重要性は、歯内療法に限ったことではありません。私自身、インプラント治療にたずさわる臨床家として天然歯の保存可能性を適切に評価することは、インプラント治療の適応を考えるうえでも極めて重要だと感じています。「何を疑い、どのように治療方針を立て、その予後をどう見極めるのか」という臨床判断を、歯内療法学と解剖学の両面から学ぶことができる点も、本教材の大きな魅力です。「適切な診断なくして、適切な治療は成立しない。」より確かな診断と治療判断を目指す先生方に、ぜひお薦めしたい映像教材です。

収録内訳
3セクション(合計186分収録)
特典
レジュメデータ

Sec1:根管治療の難易度を画像で診断しよう(64分)
はじめに/歯内療法の目的と原因/根尖性歯周炎の有病率と原因/根管解剖について(髄室・根管・根尖孔)/根管解剖との関係性について/エックス線診について/根管形態のエックス線画像診断/CBCT撮影の適応は?/根管治療における画像診断のまとめ/
Sec2:歯の解剖学的特徴をエックス線画像で読影してみよう(上顎編)(71分)
歯種別の臨床的なリスク/解剖学的特徴と読影:上顎中切歯/解剖学的特徴と読影:上顎側切歯/解剖学的特徴と読影:上下顎犬歯/解剖学的特徴と読影:上顎小臼歯/解剖学的特徴と読影:上顎大臼歯/上顎第二大臼歯の歯髄腔/読影クイズ/
Sec3:歯の解剖学的特徴をエックス線画像で読影してみよう(下顎編)(51分)
下顎第一大臼歯の臨床的な問題点は?/解剖学的特徴と読影:下顎前歯/解剖学的特徴と読影:下顎小臼歯/解剖学的特徴と読影:下顎第一大臼歯/解剖学的特徴と読影:下顎第二大臼歯/読影クイズ/まとめ/
通常価格 46,980円
特別価格34,980円(税込38,478円)
(特別価格販売は11月15日まで)