下顎管と重なる埋伏歯を、使い慣れた器具だけで、神経麻痺なく抜歯できますか?
紹介が難しい環境の先生へ
日常臨床で、多くのGPを悩ませるのが「埋伏智歯の抜歯ケース」です。症例の中には、根が下顎管を挟み込むような形態をしていたり、含歯性嚢胞によって下顎管が圧迫されているような神経損傷リスクが伴う難症例も存在します。近くに口腔外科や抜歯を得意とする医院があれば、紹介という選択も可能です。
しかし現実には、紹介待ちが長引いたり、「先生にお願いしたい」と患者さんから希望されるケースも少なくありません。さらに、地方の歯科医院においては、そもそも紹介先が近くに存在しないことも多く、大学病院まで車で一時間以上かかる地域もあります。そうした環境では、難症例であってもGPが対応せざるを得ないのが現実です。GPにとっては大きなプレッシャーですが、これは、医院の信頼を一層厚いものにし、地域医療を支える医院としての立ち位置を強固にするチャンスです。
想像してみてください
患者さんにとって、もっとも信頼できる歯科医師は、いつも診療してくれるかかりつけ医の先生です。だからこそ埋伏智歯の抜歯が必要になったとき、患者さんは「先生にお願いしたい」と思います。慣れた医院で、信頼する先生の手で安心して治療を受けたい。それが自然な願いです。
では、「口腔外科を紹介します」と伝えたらどうでしょうか。「紹介されるなら放置でいい」と治療を諦める人もいれば、他院に転院する人もいるでしょう。逆に、先生がその場で対応できれば、期待に応えられるだけでなく強い信頼を獲得できます。「難しい抜歯をしてもらった」という体験はクチコミにも繋がり、多くの新患を積み上げる原動力となるのです。
抜歯の技術は「生涯活用できる資産」
抜歯の技術は、他の分野とは少し性格が異なります。審美やインプラントは進歩が速く、常に新しい材料や情報にアップデートが必要です。一方で抜歯の基本原理や操作は普遍的で、数十年前から大きく変わっていません。骨の削合や歯の分割といった基礎は、一度身につければ、生涯活用できる「技術資産」となるのです。審美やインプラントが医院の魅力を広げる「進化の技術」なら、抜歯は医院を長く支える「基盤の技術」。難症例に対応できる力は、「外科も安心して任せられる先生」という評価を生み、地域での存在感を確固たるものにします。
この動画セミナーは、その資産を築くための「難症例抜歯」に特化した特別な教材です。学び終えたとき、不安は自信に変わり、「これなら自分にもできる」という手応えを持って臨床に臨めるでしょう。
永久保存版の「難抜歯症例集」が登場。特別な器具は一切不要。GPが普段使い慣れた器具で再現可能です…
- 抜歯前に確認すべき事項とは?
- 院内に常備しておきたい緊急薬とは?
- 上下顎埋伏智歯抜歯の切開線
- 遠心切開のポイントと注意点
- 舌神経麻痺のリスクとは?
- 舌神経麻痺の発生状況とは?
- 伝達麻酔による舌神経麻痺を防ぐ方法
- 埋伏智歯の抜歯方法
- 下顎左側水平埋伏歯の抜歯症例
- 伝達麻酔のポイントと注意点
- 切開と剥離のポイント
- 分割~抜歯の一連の流れ
- どの順番で縫合するのか?
- 下顎両側半埋伏歯の抜歯症例
- 細い歯根が残っている場合の対処法
- 下顎両側近心傾斜埋伏歯の抜歯症例
- 舌神経麻痺を防ぐ骨切削
- 下顎左側近心傾斜埋伏歯の抜歯の流れ
- 下顎右側近心傾斜埋伏歯の抜歯症例
- 三本同時に抜歯をおこなった症例
- 上顎右側水平埋伏歯の攻略法
- 下顎左側逆性埋伏歯+含歯性嚢胞
- なぜ、できる限り神経処置をおこなわないのか?
- 嚢胞摘出後の考え方
- 切開~抜歯、嚢胞摘出、縫合の一連の処置

※ご購入後すぐに、このページで本編をご視聴いただけます
※合わせて通信速度等、再生環境のご確認をおすすめします
(1.5Mbps以上推奨)
- 収録内訳
- 4セクション(合計110分収録)
- 特典
- レジュメデータ ・ 特典映像 ・ 特典データ
- Sec1:抜歯治療をおこなう前準備(12分)
- はじめに/抜歯前に確認すべき事項(リスク評価)/上下顎埋伏智歯抜歯の切開線/舌神経麻痺のリスクと埋伏智歯の抜歯方法/
- Sec2:無痛抜歯(33分)
- 下顎左側水平埋伏歯/下顎両側半埋伏歯/両側下顎水平埋伏歯/
- Sec3:無痛難抜歯(44分)
- 下顎両側近心傾斜埋伏歯/下顎右側近心傾斜埋伏歯/下顎右側水平埋伏歯/上顎右側水平埋伏歯/下顎左側舌側傾斜埋伏歯/
- Sec4:無痛嚢胞(21分)
- 下顎左側逆性埋伏歯+含歯性嚢胞/病理検査/
講師:河合 毅師
東京歯科大学卒業後、同大学院で口腔外科学を専攻、博士号を取得。大学病院および総合病院の口腔外科で実績を積み、2016年に横浜で「関内馬車道デンタルオフィス」を開院。年間2,500本以上の抜歯経験をもとに、難症例でも安全かつ効率的に抜歯を行う独自のメソッドを確立。舌神経麻痺リスクの見極めや低侵襲抜歯など、現場で即応用できる具体的な手技は多くのGPに支持されている。

下顎管と重なる埋伏歯を、使い慣れた器具だけで、神経麻痺なく抜歯できますか?
紹介が難しい環境の先生へ
日常臨床で、多くのGPを悩ませるのが「埋伏智歯の抜歯ケース」です。症例の中には、根が下顎管を挟み込むような形態をしていたり、含歯性嚢胞によって下顎管が圧迫されているような神経損傷リスクが伴う難症例も存在します。近くに口腔外科や抜歯を得意とする医院があれば、紹介という選択も可能です。
しかし現実には、紹介待ちが長引いたり、「先生にお願いしたい」と患者さんから希望されるケースも少なくありません。さらに、地方の歯科医院においては、そもそも紹介先が近くに存在しないことも多く、大学病院まで車で一時間以上かかる地域もあります。そうした環境では、難症例であってもGPが対応せざるを得ないのが現実です。GPにとっては大きなプレッシャーですが、これは、医院の信頼を一層厚いものにし、地域医療を支える医院としての立ち位置を強固にするチャンスです。
想像してみてください
患者さんにとって、もっとも信頼できる歯科医師は、いつも診療してくれるかかりつけ医の先生です。だからこそ埋伏智歯の抜歯が必要になったとき、患者さんは「先生にお願いしたい」と思います。慣れた医院で、信頼する先生の手で安心して治療を受けたい。それが自然な願いです。
では、「口腔外科を紹介します」と伝えたらどうでしょうか。「紹介されるなら放置でいい」と治療を諦める人もいれば、他院に転院する人もいるでしょう。逆に、先生がその場で対応できれば、期待に応えられるだけでなく強い信頼を獲得できます。「難しい抜歯をしてもらった」という体験はクチコミにも繋がり、多くの新患を積み上げる原動力となるのです。
抜歯の技術は「生涯活用できる資産」
抜歯の技術は、他の分野とは少し性格が異なります。審美やインプラントは進歩が速く、常に新しい材料や情報にアップデートが必要です。一方で抜歯の基本原理や操作は普遍的で、数十年前から大きく変わっていません。骨の削合や歯の分割といった基礎は、一度身につければ、生涯活用できる「技術資産」となるのです。審美やインプラントが医院の魅力を広げる「進化の技術」なら、抜歯は医院を長く支える「基盤の技術」。難症例に対応できる力は、「外科も安心して任せられる先生」という評価を生み、地域での存在感を確固たるものにします。
この動画セミナーは、その資産を築くための「難症例抜歯」に特化した特別な教材です。学び終えたとき、不安は自信に変わり、「これなら自分にもできる」という手応えを持って臨床に臨めるでしょう。
永久保存版の「難抜歯症例集」が登場。特別な器具は一切不要。GPが普段使い慣れた器具で再現可能です…
- 抜歯前に確認すべき事項とは?
- 院内に常備しておきたい緊急薬とは?
- 上下顎埋伏智歯抜歯の切開線
- 遠心切開のポイントと注意点
- 舌神経麻痺のリスクとは?
- 舌神経麻痺の発生状況とは?
- 伝達麻酔による舌神経麻痺を防ぐ方法
- 埋伏智歯の抜歯方法
- 下顎左側水平埋伏歯の抜歯症例
- 伝達麻酔のポイントと注意点
- 切開と剥離のポイント
- 分割~抜歯の一連の流れ
- どの順番で縫合するのか?
- 下顎両側半埋伏歯の抜歯症例
- 細い歯根が残っている場合の対処法
- 下顎両側近心傾斜埋伏歯の抜歯症例
- 舌神経麻痺を防ぐ骨切削
- 下顎左側近心傾斜埋伏歯の抜歯の流れ
- 下顎右側近心傾斜埋伏歯の抜歯症例
- 三本同時に抜歯をおこなった症例
- 上顎右側水平埋伏歯の攻略法
- 下顎左側逆性埋伏歯+含歯性嚢胞
- なぜ、できる限り神経処置をおこなわないのか?
- 嚢胞摘出後の考え方
- 切開~抜歯、嚢胞摘出、縫合の一連の処置
講師:河合 毅師
東京歯科大学卒業後、同大学院で口腔外科学を専攻、博士号を取得。大学病院および総合病院の口腔外科で実績を積み、2016年に横浜で「関内馬車道デンタルオフィス」を開院。年間2,500本以上の抜歯経験をもとに、難症例でも安全かつ効率的に抜歯を行う独自のメソッドを確立。舌神経麻痺リスクの見極めや低侵襲抜歯など、現場で即応用できる具体的な手技は多くのGPに支持されている。
- 収録内訳
- 4セクション(合計110分収録)
- 特典
- レジュメデータ ・ 特典データ
- Sec1:抜歯治療をおこなう前準備(12分)
- はじめに/抜歯前に確認すべき事項(リスク評価)/上下顎埋伏智歯抜歯の切開線/舌神経麻痺のリスクと埋伏智歯の抜歯方法/
- Sec2:無痛抜歯(33分)
- 下顎左側水平埋伏歯/下顎両側半埋伏歯/両側下顎水平埋伏歯/
- Sec3:無痛難抜歯(44分)
- 下顎両側近心傾斜埋伏歯/下顎右側近心傾斜埋伏歯/下顎右側水平埋伏歯/上顎右側水平埋伏歯/下顎左側舌側傾斜埋伏歯/
- Sec4:無痛嚢胞(21分)
- 下顎左側逆性埋伏歯+含歯性嚢胞/病理検査/


